モナコGPをれぽーとしてくれました!
当初、ご自身のブログ用にエントリーされていたものでしたが、あまりに内容が濃いので(爆)こちらのパドックで再度保存のご許可をいただきましたのでここに記載させていただきます。
本来はご自身のエントリー用に数回に分けられていたものを一本にまとめましたので、つながりの部分に関しましては、若干の修正をさせていただいております。
以下、本文です。(かなり読み応えありです。)
ミラノから、一路ニースへ。
一度モナコを通り越して、モナコ入りと言うスケジュールに若干
不満を憶えつつ(笑)
ニースに到着!!ここは南仏!!!

集合時間まで時間があったので、お昼をとりました。
オープンスタイルのトラットリアが多く、しかもみんな美味しそう。
海岸の町なので、シーフードパスタを・・・。
「ウマ━━━━!!!!(゚Д゚)」
イヤ、マジで美味かったっす。
イタリアよりこっちのが美味い?かも。
と、余りの美味さに感動しつつ
念願の!!!!!!!!!
モナコに!!!
ニースから、モナコまでは鉄道での移動です。
20分くらいで到着。車窓の風景も地中海!!!
って感じで素晴らしいです。

モナコ・モンテカルロ駅。
ここはトンネルの中にあります。
駅から長い地下通路を歩いて表に出ると、
そこは、もう、あのモナコ公国です。
時間の都合もあり、そそくさとピットウォークに。
ちなみにモナコは
「木・土・日」の日程です
金曜にはF1は走らないので、ノンビリムード。

いきなりこんなものが!!
翼は授かりませんでした。(笑)
そして、ピットウォーク入り口で子供連れのガイジンさんとすれ違う。
五分後、彼が「アレクサンダー・ブルツ」だった事に気付く。(笑)
存在感が薄かった。(爆)だって、他の誰も気付いてなかったよ。
で、中に入ると、
いきなりスーアグピットが!!!




あ!邪魔ですか?(笑)
では。

残念ながら、琢磨には会えず・・・。(泣)
代わりに・・・

この方は居ました。

「ニック・ハイドフェルド」
以外にチンチクリン(爆)でした。


手前のが「ボタン」のマシンらしいっす!(爆)

トヨタはピット作業の練習を繰り返してました。
細かいシチュエーション設定で、あらゆる想定でやってました。
で、動作の無駄をチェックしてました。
「KAIZEN」ってヤツですね。
まあ、他に改善すべき所が(略)

フェラーリ前は人だかりが出来てました。
ミハシューの車はとっととシート被せてありました。

検査を終えたモンタニー車が通過。


ルノーはピット全体が余裕みたいなモノが漂ってました。


マクラーレンは意外に悲壮感が無く、最早諦め?(笑)なのか?




以上、モナコより金曜のレポートでした。
予選、決勝は・・・・いる?
ここまでのエントリーのオリジナルは●←です。
(オリジナルは手前のイタリアのすてきな街並の紹介もしていただいているのですが、こちらにはF1よりな部分を抜粋させていただいておりますので、カットさせていただいたオリジナルもあわせてお楽しみください!)
さて、ピットウォークをもっと堪能したかったんだけど、
この後の予定も有って、泣く泣く退却。(笑)
モナコからバスに乗って移動した訳ですが・・・・・、
これがモナコなのね?と言う凄まじい場面に遭遇。
バスから見下ろすと、対面を赤〜い平べった〜い車が(笑)
「おおっ!!F40が動いてる!!!」(爆)
『うももももももん・・・』と走り去った(低速ですから)
普通に動いているF40に感動に浸る間もなく、
今度は、銀色の平べったいのが・・・、
「わおっ!!カレラGTがぁぁぁっ!!」
『ぐもおぉぉぉ・・・・・・ん』とすれ違う。
この間、わずか二・三分・・・・・・・・・・・・。
モナコはそんな国です。(爆)
その後、10分程の間に・・・、
ガヤルド→ムルシェラゴ→550マラネロ→GT3
→ガヤルド・・・・。
と当たり前のように見掛けました。
その後、ニースでブイヤベースディナーでした。
で、ホテルに着いた時も、355を見掛けましたが
もう、何とも思わなくなりましたね(笑)
そして、翌朝。
ホテルの朝食バイキングを一番に済ませて
「じゃ、お先に。」ととっととモナコに。

モナコGP期間中は、ニース〜モンテカルロ間の
「モナコGP記念往復乗車券」が発売されています。
「言葉も話せないし、乗り場も分からないし、
違うのに乗ったらどうしよう・・・。」
と言う心配は全く無用!!
『MONACO GP→』って張り紙が至る所に
しかも、間違えれるものなら間違ってみろ!とばかりに
柵でしきりを作って、どうやってもモナコに行ける様に
なってました。
親切!!!と言うよりは、単純にイチイチ面倒臭いから。
だと思います。(爆)
で、ホームに上がる階段の前で一旦ウェイト。
で、ホームに上げられると列車が来てます。
一応、時刻表と言う物は存在しますが、はっきり言って
『全く』アテニなりません!!(爆)
遅れて当たり前だそうで・・・。
ま、ニース〜モナコ間は来た列車に乗れば問題無いですから、
気にしないで止まってるのに乗ります。
それが特急だろうとなんだろうと、乗れば問題有りません。
極端に列車の新旧に差がありますので、新しいのが来たらラッキー!
そして、「モナコ・モンテカルロ」に到着。
改札を出ると『ジョニー・ウォーカー』のボトルを配ってた。
「えっ?お酒?(喜)」と思ったら、水でした。(笑)
ペットボトル(500ml)とパスケースを配り倒してました。
二日間共。
長い地下通路を出て、スタンド方面に向かうと
普通にF40が路駐。
これにもすっかり慣れて来た(爆)
通り沿いには露店が溢れて、F1グッズが大量に!!!
ただ、95%が赤いのと水色のグッズでした。
後の5%がホンダ(BAR)・キミ・トヨタ・・・。
スーアグや琢磨関連は皆無!!(何故かロッシグッズは有ったが)
中には、フェラーリっぽいモノ、ルノー風のモノなんてのも。
似たようなロゴが入ったシャツ、良く見るとヴォーダフォンのロゴが
只の○だったり(爆)。
そして、こちらではポピュラーな『カスクート』のお店も多かった。
フランスパン(バゲット)にハムやチーズ、レタスがはさんであるヤツ
それから、やたらとバカデカイハンバーガーっぽいものも。
お値段は、5〜600円位。
そこのオバさん、黒いノースリーブを着てたんですが、
胸の辺りにキラキラのビーズで
「モナコ」
とカタカナで(爆)いや、マジで!!
自作?と思ったら露店で売ってた(爆)
で、そのオバさん
「何処から来たの?」と。
オイラ達が「日本だよ。」と言うと。
「オ〜ゥ、ジャパン!コニチワ〜」って。基本的に陽気なお国柄です。
で、スタンドに着くと本日最初のセッション、
Formula Renault3.5の予選セッションが。



これって、旧“ワールド・シリーズ・Byニッサン”でしたっけ?
何か、フォーミュラだけど、何処かモタ〜っとした感じでした。
F3でやってもらえたら、大体分かったんだけどね。
始めて見るから比較のしようもありませんでした。
日本からは、“福田良”君、“下田隼成”君が参戦してました。
福田君はタイムを上げつつ有ったんですが、
ボゥ・リヴァージュ(1コーナーから坂を上がった辺り)で
スピン、クラッシュ。
悔しそうに引き上げる福田君がスタンドの下を歩いていった。
下田君は、10番グリッドだった(かな?)
そして、いよいよF1の3rd practice
いきなり、マッサがイってしまってりしましたが(笑)、
久々の生F1に暫し浸ってしまいました。
V8/2.4Lになったとは言え、F1はF1だな・・・。
と思ったり。
(でも、何処か物足りなさも感じる・・・。)

回目のフリーとは言え、やはりこのコースを尋常では無い速度で
掛け抜けるこの人達って・・・・・・・、
「バカ?」
と本気で思いました(爆)


やはり、ココの車は別格でした。(特に眉毛君)
もう、なんだろ?スイスイと走ってる。
マクラーレンも速かったけど、二台共危うさがあったし、
フェラーリはマッサが本来のレベルかな?シューミは流石の走りでした。
来年、マッサはココに居るかなぁ・・・。
なんだかんだで、やっぱりシューミは凄いね!

スーアグ・・・・。
この車で走ってる君達は凄いよ。
もう、涙無しでは語れません!!
何やら、「タイヤが・・・」とか「速さが・・・」とか言ってる
某メーカーチームの方に是非乗って頂きたい!!!(爆)
と言うくらいに、ドウシヨウモナイ感じです。
一重に、ドライバーやスタッフのモチベーションの高さだけで
走ってる、もう情熱だけでやってる!そんなクルマ。
話には聞いてたけど、実際目の当たりにすると
こんなに酷いクルマだったの?と。
もうそんな具合でした。
え?他のチーム?どうでも良いや!(爆)
トヨタのBスペックは何がBスペックなのやら?
とか
ホンダは今まで何やってたの?
とか
テレビで見たら分かり辛いけど、マクラーレンとMF1は
実際に見たらすぐ見分けがついた。
とか
後ろのオッサン、膝が背中に当るねん!!!
とか?
そんな感じでした。
今日のドナドナ↓

♪ドナドナ、ド〜ナ〜ド〜ナ〜・・・(爆)
そして、大スクープ!!!!!!!!
08年からのグランプリマシンを激写!!!!!

・・・・・・・・・・・、嘘ぴょ〜〜〜〜ん!!(爆)

先日のTBS“バリバリバリュー”でやってたクルーザーは
写真右端のホンダの旗が付いてる船でした。

ここまでのエントリーのオリジナルは●←です
お待たせの後編です。
ちなみに、ワザとゆっくり出してるんじゃなくて
忙しいから、ゆっくりアップ出来ないのです。
焦らしてる訳では有りません。
で、本日最初の決勝レース。
『ポルシェ・スーパーカップ』
ポルシェに乗りながら、大盛りのカップ麺を食べる!!
そんなレースでは無い!!!
ポルシェ997(911)GT3−CUPCAR
によるワンメイクレースです。
が、
スタートが最終セッションに変更になるとのアナウンスが。
モニターで予選セッションのVTRが流される。
「・・・・・、あ〜あ、そりゃアカンワ。」
もう赤旗連発、クラッシュ続出のオイル流しまくり!(爆)
F1関係者から
「ゴルァ!F1の予選前に何さらしよんならぁ!!」
とクレームが付いたことは想像に堅くない(笑)
お蔭様で、昼間に2時間モナコのスタンドでボ〜ッと(爆)
そして、F1の予選が始まり、順調に振るい落とされて行く面々。
下位チームは、少しでもタイムを出そうと、懸命に走行を続ける。
上位チームは、一発タイムを出したらピットへ。
・・・・、オイラ前のエントリでマッサがクラッシュって書きましたが
ここでしたね、スマソ。m(_ _)m
(そして、予選は固唾を飲んで見守った為写真無し!)
3回目から、雰囲気は変わり各車本気(?)のアタックが始まる。
ピットイン/アウトを繰り返しタイヤ交換や微調整を行う。
いよいよ佳境を迎えた時、ミハシューが13秒台(だったと)に!
それまで、青い軍団に対して劣勢だった赤い応援団は
ここぞとばかりにお祭り騒ぎ!!
何故か、銀色チームのファンは少なかったね。
キミも、モンちゃんもモナコでは速かったのに・・・。
(まぁ、危うい速さではあったけど。)
そして、皆さんご存知・・・・・・・・・・・アレが起こりました。
モニターで観てたオイラ、思わず
「あ〜あ、やっちゃったよ。ミハシュー形振り構わずだ。」
って叫んでた(笑)
ま、アレが故意かどうかは、本人と神様しか知らないけど、
故意では無いなら、シューらしくないミステイク、
故意なら、いかにもシューらしいやり方・・・・・って事だけは思う。
せめて、フロントウィングくらいぶつけてたら・・・アワワ( ̄▽ ̄;)
予選後、目が泳ぎつつも平静を装ったシューの会見をモニターで眺めつつ
同じツアーの方と
「アレって、グリッド降格だよねぇ?」『多分ねェ』と。
精々10番目かと思ってましたが・・・。(爆)
そして、その後GP2決勝が始まりました。
このレース、“吉本大樹”君が参戦中だとか、マクラーレンの隠しダマ?
“ルイス・ハミルトン”とか“ピケJr”・・・・
それから、何かと噂の『ディレクシブ』も参戦中で、賑やかなカテゴリー
F1直下のカテゴリー、ココで勝てばF1への道が!!!!
何やら触れ込みは立派ですが、
勝てるところが決まってるようで、まずそこに入らないと
相当に厳しいようです。

昨年は初年度とは言え、詰まらないメカニカルなトラブル
(というかクレーム?)が続出。壊れなかったチームの勝ち!
みたいなレースでしたが、今年はマトモ?らしいいですね。
予備知識も無く、プログラムでナンバーとドライバーを照会するので
精一杯でした。(笑)
もう、誰がハミルトンやらピケやら・・・。
吉本を目で追うだけで諦めました(爆)

その吉本君、前日予選前のフリー走行でクラッシュしてしまったらしく、
チームの懸命の修理によって、予選終了15分にコースイン。
所が、他車のブロック攻めに逢い、ブービー。
決勝もピットを遅らせる戦略で、7位まであがるもリタイヤ。
優勝は、ハミルトンの手に。

ディレクシブ(DPR)は序盤にチームメイト同士で接触。
今日の空飛ぶ自動車↓

「ごおおぉぉぉぉっ」・・・・・って?(爆)
そして、問題のポルシェカップ。
これには、セナの甥“ブルーノ・セナ”
元WRCチャンピオン“コリン・マクレー”も参戦してました。
セナは主催側の用意した、ゲストカーでの参戦。
モナコのコース慣熟の為かな?
そして、レースがスタート!!
振り向くとサン・デボテ(1コーナー)が見える。
(F1の時は観客が多くて見えない)
あ、セナが行った!マクレーも行った!!
ボゥ・リヴァージュを掛けあがるのが見える。
そして、モニターで展開を追う。
何やら早速1台ストップしている。
ローズ・ヘアピン、トンネル、ヌーベル・シケイン・・・来た。

って、アレ?セナは?
と同じスタンドに居た観客全員が「おや?」と。(笑)
どうやら、リタイヤ1号だったようで(笑)
その後も、バンパーがもげるの有り、
ブレーキングで前に追突するの有り、
意外にマクレーがおとなしく走ってたり(爆)
15周のレースで周回遅れになってたり(汗)
なんて、サバイバルなスプリントレースなんでしょう!と(爆)
どうにかレースも無事に(笑)終了。
この後、コースが解放されます。

こんな具合に「せーの!」『ガリガリガリガリ〜ッ!!』って(爆)
ガードレールには車輪等と言うものは無く、アチコチに
ガリガリ〜っと、削れた跡が(爆)
アバウトだ(爆)
ココが1コーナーのサン・デボテ

こんな勾配を「かあぁぁぁぁぁんんんんん」と登っていくんですね。
本当は1周したかったんですが、色々あってローズヘアピンまで。
サン・デボテから、タバコに降りる。
トンネル方向にコースを逆走していく。
ここがヌーベルシケイン。

狭いです。フィジコがここで2〜3台抜いてましたね。
バトンはミハシューに抜かれてましたね(爆)
良くこんな所で抜きにくるねぇ・・・。
そして、テクテク歩いて行くと、

デューク更家の自宅が!!(爆)真ん中のお部屋。
じゃなくて、トンネル出口。
中に入ると、結構臭う。
上のホテルの通用口みたいなのがあって少し臭かったね。

出口方向を向いてます。
ここで、タイヤカスを採取。
何と、誰かの捨てバイザーまでもゲット!!!
(F1のモノでは無さそうだけど)
記念に持って帰ってきました。
タイヤカス(通称:ウ○コ)は至る所に落ちてます。
いや、エエ記念やわぁ!!とバカ丸出し(笑)

そして入り口側に出ました。
すぐ横は海。
心地好い風が吹いて「F1が無けりゃ、ホントに静かな穏やかな場所なんだなぁ・・・」と思ったね。

この辺りがポルティエコーナー。
進行方向を向いてます。前方を右に曲がるとトンネル。

モナコのハイライト、ローズ・ヘアピンに到着。

このように普通にテスタロッサが入ってきます(爆)
一応、車が無い景色も↓

ローズからミラボゥ方向に。
ローズからポルティエ方向。

ポルティエのアプローチ

・・・・・・・・、ローズヘアピン滞在3分程度でしたが、
見てお分かりの様に・・・ね?
その、ローズ・ホテルのパーキングには
色見本の様に、各色F430がズラ〜っと。
もう、笑うしかないでし。(笑)
そして、翌日の決勝なのですが・・・・・
ここまでのエントリーのオリジナルは●←です。
これが、モナコ旅行記最終回です。
さて、コースの散歩を終えてテクテクとモンテカルロ駅に。
入り口で背後から・・・・
『Can you speak french?』(合ってる?)
『フランス語、話せます?』
と、外国の方が話しかけてきた。
一瞬、「は?」と思ったが、一応嫁が少し話せるので、
「・・・彼女なら」と。
ここからは和訳(推定)で。
彼『フランス語喋れるの?』
嫁「少しだけなら」
彼『いやぁ、実は僕もわかんないんだよ!』
オイラの心の声(は?何物ディスか?この方は???)
彼『僕は3つだけ話せるんだ。ぼんじゅーる!めるしー!うぃうぃ!』
嫁「それだけ出来たら大丈夫だよ」
彼『そうそう!なんとかなるんだよね!』
オイラ(・・・・。)
彼『所で、どこから来てるの?』
嫁「日本から来てるの」
彼『僕はオーストラリアから来てるんだよ』
オイラ(オージーさんも陽気なのねぇ)
その後、彼とも雑踏の中で分かれ、嫁とあの人はなんだったんでしょう?
と。
どうも、単純に誰かとお話したかったんだろうね、なんて言ってたら、
ホームで彼とそのお仲間が6人位。
『みんな、彼女は僕のモナコ・フレンドなんだ!日本から来たんだ』って!!
「お〜ぅ!こにちわ〜!」
「ど〜も、ど〜も」(とお辞儀する仕草)
四股踏むオッサンまで・・・。
う〜ん、海外からは日本はこんな風に見えてるのか・・・。
と訳のわからん国際交流が始まりましたとさ(笑)
彼等はこの後、パリだか、ローマだかに行くらしい。
多分、今頃はドイツだな。(笑)
明けて、日曜の決勝の日。
この日もさっさと朝食を済ませツアー一行よりも早めにモナコ入り。
モンテカルロの街中をブラブラしながらスタンドへ

ここはモナコの花屋さんでした。
日曜はこちらでは基本的に休日!なのでお店はお休みです。
が、さすがにGPウィークだけあって、開いてる所も多い。
中には、お休みのお店を借りて店を開いてる場所もありました。
そんな中、一件の自動車工場を見つけました。
モナコ・モータース・・・みたいな感じのこじんまりした工場。
表には、普通に360モデナが置いてある。
で、中を覗いてみた。
ら、

当然ながら、MT降ろしてる355とか、BB(!)とか
もう慣れた感が有りますが、この反対側には・・・・

エンツォ!!
スカリエッティ!!
コレ、お客さんの車でし。
一回、放り込むと3桁万円とか?行くのか?(恐)
しかし、何より目を引いたのは表に有った
コレ!↓

一件なんの変哲も無いミニカーですが、コヤツなんと!!

分かります?

モノコックがカーボンシャーシ!!!
その上・・・、

ペダル&パドルシフト!!!
サイズはスマート位、エンジンは1L以下だと思う。
裏側の組み付けは、結構雑でした(笑)
え?こんなボルトで大丈夫?みたいな。(笑)
さて、こいつの正体は???連絡乞う!
そして、またまた「カスクート」を買う。
「めるしーぼくぅ」「アリガト!コニチワ〜!」
と冷静になると凄い会話を交わしつつ(笑)
一緒に来た同じツアーの方が露店でお買い物。
で、嫁が「お釣りは確認した方が良いよ」と。
「あれ?10ユーロ(1500円)少ない!」
んで、店の叔父さんにつりが足りないよ?と
『え?そんな事無いだろう?コレと、コレと・・・で合ってるよ』
「違うよ、コレと、コレと・・・で足りないでしょ?」
『え〜っと・・・(電卓で)・・・あ、ゴメンね』
と、まぁこっちはこんな具合ですので(笑)
何故か多い目には絶対間違わないのは不思議だが?
前置きが長くなりましたが(笑)
そして、スタンドに入りました。
土曜と同じKスタンドなんですが、少し最終コーナー側に
こんな感じ↓


で、カスクートをパク付いて、フォスタービールを昼間から(喜)
始めにフォミュラルノーの決勝が有りました。
ほとんど憶えてませんが(笑)

下田君が10番手から5位入賞。
福田君が20番手から17位に。
福田君は前日のクラッシュが痛かったね。
スタンドもまだ空いていたので、最上段まで行ってみた。
そしたら、

ピットが見えました。手前がスーアグです。
背後が丁度ピットからコースへ合流する辺りです。
お昼頃にドライバーのパレードがありました。
一人ずつじゃなくて、トレーラーに全員が乗ってでした。
なもんで、トレーラーが姿を現わすと、
『うわおぉぉぉぉ〜〜〜』っと一斉に観客が声援を送る。
オイラもフラッグを持って「たくまぁぁぁ〜っ!!」って
やってはみたが・・・。
(当然、写真は撮ってません)
「タクマ、こっち見てましたよ」って同じツアーの方に
言ってもらえたのでまぁよかったかな?と。
そして、オフィシャル達が整列し始めた。
モナコ公国の次期国王(まだ国王に即位してないので)の
パレードするらしい。
モニターで見ていると、運転手がえらく愛想が良い。
助手席の、大公は無愛想だ。
「合いそう悪いね国王さん。」なんて言いながら
撮ったのがコレ↓

大公さん奇麗に撮れたよ!
ってその後モニターを見てたら、運転してたのが大公だったのね!(笑)
写真見たら、国旗で奇麗に顔が隠れてるし(爆)
この後、モンテカルロが急速に緊張感に包まれる。
ピット方向からはエンジン音が響き出す。
もう否が負うにも緊張感が漂う。
そして、ピットロードから飛び出して行くマシン達。
サン・デボテから駆け上がる背中だけが見える。
一瞬の静寂の後、トンネルを飛び出し、あっと言う間に通り過ぎる。
そしてみんな思い思いの声援を送る。
全車がグリッドに。
そして、暫しの静寂が訪れる。
聞こえるのは仏語と伊語の実況と売り子の掛け声。
『ミハエル・シューマッカー・・・・・・・』
『フェルナンンド・アロ〜ンソ・・・・』
『キミ・ライッコネン・・・・・・・』
・
・
・
・
・
『タクマ・サトー・・・・・・』
『フランク・モンタニー・・・・・』
とドライバー紹介も終わりいよいよフォメーションラップ。

観客のボルテージも最高潮です。
青きマタドールは、“自信”と言う大きな武器を手に
マシンを大きくスライドさせる。
まるで、「ココでも俺が勝つんだ!」と周囲に知らしめるかのように。
その後ろを静かに続くアイスマン。
静かな中にも、何か獲物を狙う猛禽類(字有ってる?)のようだ。
何処で、襲い掛かろう・・と静かに爪を研ぐ。
氷の炎と言った雰囲気でした。
赤い皇帝は、ピット出口で遥か先を見つめている。
結果はどうあれ、ココからやるしかない!
と赤い闘志が渦巻いている。
まだまだ、引くわけには行かない。そんな雰囲気だ。
そして、極東の若きサムライは思うようにならない愛馬に
手を焼きつつ、決して下を向かない。
遥か後方の指定席から、諦めない走りで活路を見出す。
昨年までのギラギラ感は少し薄れ、落ち着いて腰を据えて
どっしりと地に足を付いた感じです。
そんな個人的な観察をしている間に全車グリッドに付く。
緊張の一瞬。
シグナル、オールブラック!!
この瞬間は、鈴鹿じゃあ、世界中でもココしか味わえないね。
エキゾーストがそこら中にこだましてナンとも言えない
世界一の演奏を奏でてくれる、贅沢な街ですよホント。

浸ってる間に(笑)トップがやってきた。
観客総立ちで
「うおおぉぉぉぉぉっ!!!」と声にならない声を上げる。
やはり、アロンソ+ルノーは驚速ですね。
上にも書いたけど、自分に自信を持って走ってる。
「絶対抜かれない、絶対曲がれる、絶対勝てる」って。
付いて行ってるキミも速かったけど、やはり細かい修正が目立つ。
車が神経質過ぎるんでしょうか、最速だけど・・・って。
「Edge of the knife」(スペル自信無し)
この言葉がハマりますね、色合いと言い(笑い)
だから、後一歩踏み込めないのかな?
モンちゃんは心ここに在らずって感じ。
完全にモチベーションが下がってますね。
それでも、ここまで走れるんだから、
もっと良い環境で走ったら・・・・ね。

琢磨は、本当に良く走ってます。
SA05は、もうドウシヨウモナイです。(汗)
一重に、ドライバー、チームスタッフのモチベーション
の高さの賜物ですね。
スタートと共にジワジワと差が開いて行くのは悲しかったけどね。
(モンタニーは更にそこから遅れてました:泣)

かつて日本のFポンで、ローラが世紀の駄作とまで言われたシャーシ
を販売した。
これもどうしようもなかったね。みんなレイナードに換えたからね。
所が、1チームだけ打倒レイナードに燃えたチームが在ったんだよ。
由良拓也率いる“ムーンクラフト”。
改良に改良を重ねて、とうとう表彰台に上がった。
最後は、ローラじゃなくて“ユーラ”って呼ばれたけど(笑)
その時、例えられたのが、スポーツサイクルとママチャリの戦いって。
今の、スーアグはまさにそんな感じ。
まぁ、どうやっても表彰台どころか入賞も無理だけどね。
何だかレースを見てたら思い出したよ。

残念ながら目の前をユル〜リと力無く走り去る琢磨を見た時は
ガックリ来ましたが・・・(´∩`)

ミハシューには鬼気迫るものを感じましたが、
やはり5位が精一杯でしたね。
しかし、赤い皇帝まだまだ隠居するには早いね。
フェラーリはミハシューだけでもってるね。
ていうか「チームシューマッハ」だから当然なんだろうけど。
レースも中盤を過ぎると、コレが一杯出ます。
コレ↓

俗称ウ○コ!!(爆)
タイヤカスですね。こんな感じでボロボロと転がります。
レコードラインを外れるとコレを一杯踏んじゃいます。
で、踏んじゃうとタイヤのグリップが落ちてしまいます。
だから、周回遅れが譲るのも、後ろから抜くのも大変なんです。

相方のモンタニーは何とか完走しましたね。
そう言えば現地実況では「タクマサトー」よりも
「フランク・モンタニー」の方が聞こえてたねえ。
フランス圏だから仕方ないか・・・。
彼もよくやってると思います。
そんな中、キミがポルティエでストップ!!
燃えているのに冷静だねぇ・・・。さすがアイスマン(笑)
としばしモニターを注視。
すると、何やら見覚えの有る場所を歩き出すキミ。
「あ!昨日歩いた場所!!」
そう、昨日歩いたのと全く同じ所をキミが歩いてるんです。
・・・・・、って事は目の前まで歩いてくるんだよね?
どんな顔して歩いてくるんだろ?
手振ってくれるんだろうか?
なんて待ってたら、一行に来ない。
何処行ったんだ?何処かで拗ねてるのか?ホテルに入った?
レース終了前にモニターに不貞腐れてクルーザーで飲んでるキミが
(爆)
ピットにすら帰りたくないってか?(爆)と大ウケ!!
そうこうしてる間に、いよいよファイナルラップに突入。
すっかり意気消沈の赤い応援団を尻目に、盛り上がる青い軍団。
タバココーナーを通過、もうお祭り騒ぎの青い軍団。
ラスカスを周り、ストレートに。
そして、チェッカー!!!!!
その瞬間、停泊しているクルーザーや船から
「ぼおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…」
と、ウィナーを祝福する汽笛が鳴り止まず。
「すげエェ!!」としばし感動。
キミにはさぞヤカマシク聞こえたことでしょう(爆)

スーパーマンのマントが笑うほど似合わなかったデビクルも祝福。
(デヴィッドさんゴメンよ〜)

表彰式の様子はモニターで見ました。
(分かりますか?中央付近に有るんですけど)
と、まぁバタバタとモナコ観戦記をダラダラ書き連ねてみましたが
如何だったでしょうか?
日通旅行さんお世話になりました。
充分楽しめました
海外F1観戦ツアーに興味がお有りでしたら
http://www.lookworld-west.com/sports
一度御覧になられては?
同じツアーで知り合った皆さんお元気でしょうか?
一部の方には連絡先を頂いたんですが、帰りもバタバタして思うようには
いかなかったもので・・・。
オマケ。
帰りのコート・ダ・ジュール空港ロビーに
普通に展示されてた。

このエントリーのオリジナルは●←です。